事業概要工事中

思いを表現し、住み続けたいまちをつくろう
世田谷区では、令和7年4月から施行した「世田谷区子どもの権利条例」や「世田谷区子ども・若者総合計画(第3期)」に基づき、子ども・若者の意見表明と参加・参画の機会の充実を図るため、さまざまな取組みを進めています。 意見表明と参加・参画と言うと何かとても難しいことのように思えるかもしれませんが、自分の暮らす地域に対して感じていることを何らかの方法で表現し、その思いをエネルギーに自ら行動を起こすこと、と考えてみてください。一人ひとりが思いを表現し、自分事として行動をすることで、地域に影響を与え、地域が変わっていきます。その積み重ねが、暮らしていて良かった、住み続けたいと思える世田谷区をつくっていくと考えます。
こうした背景のもと、令和7年度から「せたがや若者ファンディング」をスタートします。この事業は、若者ならではの感性を生かし、楽しみながら、自分事として地域のことを考えることを応援し、地域を舞台に何か「やってみたい」ことを実現させるための活動費用を助成するものです。
自分の「やってみたい」で地域とつながろう
こうした助成活動を考えるとき、地域の課題を解決するために何かできないだろうかと考えることが多いと思います。一方で、自分の「やってみたい」ことを地域とつなげることで、何か地域の課題を解決できるかもしれないと考えれば、活動の幅が広がると思いませんか。 日頃からダンスが好きで、みんなで踊る機会を作りたいと思ったら、地域の商店街を会場にして…、ダンスが好きな中高生も一緒に…、と考えていくと、大好きなダンスイベントの開催が商店街の活性化という地域課題への貢献にもつながります。

活動例
英会話を気軽に
学べる場所が欲しい!
英会話をもっと身近に、もっと楽しく学べる場を自分たちでつくりたい――そんな思いから、学生が中心になって、ネイティブスピーカーとの交流の場を企画・運営します。ただ学ぶだけじゃなく、地域の人たちと実際に会話してみることで、リアルな英語力やコミュニケーション力を自然に身につけていけるのが魅力です。自分たちの活動を地域とつなげていくことで、多様な文化に触れるきっかけを広げ、まち全体に新しい風を吹き込んでいきたいと考えています。

若者が集える
カフェを運営したい!
「こんな場所があったらいいな」という声を形にするために、若手社会人1、2年目世代が中心となって、多世代が気軽に集まれるコミュニティカフェを立ち上げます。自分たちのアイデアや、やってみたい!という思いを大事にしながら、学びの場でもあり、ホッとできる居場所でもある空間をつくっていきます。いろんな世代の人と出会い、話すことで、世代や立場をこえてつながる空気が生まれ、地域にあたたかな広がりが生まれていくことを目指しています。

スケートボードの
楽しさを伝えたい!
「スケートボードに興味はあるけど、どう始めたらいいのかわからない…」そんな声に応えたくて、大学生世代の学生が中心になって、初心者向けのスケートボード教室を地域で企画、運営していきます。世田谷の若い世代を対象に、スケートボードの基本の乗り方からルール、安全面まで、楽しく学べる場をつくります。スケートボードをきっかけに、地域の子どもや大人たちにもその魅力や楽しさを広げていきたいと思っています。

地球の
環境問題を解決したい!
私たち学生が動き出す、SDGs実践プロジェクト!たとえば、大豆ミートをもっと広めたり、プラスチックごみを減らす工夫をしたり、地域で緑を増やす活動などに取り組んでいきます。「小さな一歩が、地球を変える」―そんな思いを胸に、世田谷を舞台にして、楽しみながら環境問題に向き合った、エコアクションを広げていきます。若者の力で、地球や未来にやさしいまちをつくっていきましょう。

地域の人々に
音楽を届けたい!
地域のみんなが音楽を通じてつながれる場をつくりたい!そんな思いから、社会人世代が中心になって、世代をこえた交流を目指す野外音楽フェスを企画し運営します。プロもアマチュアも関係なく、地域や若者の演奏者たちによるライブステージで、音楽の楽しさをまるごと体感できるイベントです。気軽に音楽にふれて、心が動くような瞬間を、まちのなかで一緒に作っていきたいと思っています。

ラーメンマップを
つくりたい!
「せっかくなら、ラーメンの魅力をもっと発信したい!」そんな思いから、学生が世田谷区内のラーメン店を実際にめぐって、味や雰囲気、場所などを調査&まとめた『ラーメンマップ』をつくります。お店の個性やこだわりを自分たちの目線で紹介して、地域の食文化をもっと盛り上げていくのがねらいです。食を通じて、若者同士のつながりや、地域の飲食店への応援にもつなげていきたいと考えています。

スケジュール(予定)
※変更となる場合がございます。
6月1日(日) | 応募申請の受付開始 |
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6月8日(日)17~18時 | 応募説明会(3つの青少年交流センターをオンラインでつないで実施) |
6月30日(月) | 応募締切 |
7月1日(火)~15日(火) | 書類確認(事務局) |
7~8月中 | 審査会・公開プレゼンテーション |
7~8月中 | 助成決定・補助金概算支払い |
審査結果通知後~令和8年1月31日(土) | 各団体において活動 |
10月(予定) | 進捗状況の報告・団体同士の交流会 |
2月1日(日)~28日(土) | 活動成果や収支報告 |
3月上旬 | 活動報告会 |
3月中 | 実績報告に基づく精算 |